エッセンシャル思考を手に入れて仕事に追われる生活を脱出しよう!

働く
らぶーん
らぶーん

毎日毎日仕事が襲いかかってくるよ・・・

一個一個きちんと終わらせているんだけど・・・

パパ助けて〜

パパ
パパ

それは危険な状態だね!

助けてあげたいけど・・・

それを脱出するのは自分自身じゃないとできないんだよ

今日はそのへんの話をしていくね

この記事に影響を与えている書籍

この記事はこのような人の為に役立ちます!

・毎日仕事に追われて自分の時間がないと感じている

・仕事の前日に明日の業務を考えると出社するのが憂鬱になる

・もっと時間を有効に使いたい!色々活動したい!

仕事が溜まっていくのは全てに「イエス」と答え(応え)ているから

想像してみてください。

そしてあなたも経験があるシチュエーションかもしれません。

あなたには今AさんBさんという2人の直属の上司がいます。

その上司2人は職階、年齢ともに同じであるとします。

Aという上司は目的の為に一点集中タイプです。以下のように仕事します。

・案件などの資料を作成において1プランを作り込み精度を上げるように仕事をする

・1つのプランに自信があるので副案・他プランは用意しない

・100点の成果を求める

Bという上司は目的の為に複数プランを用意するタイプです。以下のように仕事します。

・案件などの資料作成は少なくとも3プランは用意する

・1つのプラン自体には精度を求めていない

・方向性の違いを嫌うため全てを網羅しようとする

この2人の上司、あなたにとってどちらが理想でしょうか?

そしてこの2人のようなタイプの上司、身近にいませんか?

Aという上司の仕事は顧客から精度が高く信頼されるでしょう。

Bという上司の仕事は顧客から常に選択肢を与えてくれるのでこちらも信頼されるでしょう。

しかしこうも考えられます。

Aという上司の仕事は顧客から選択肢がないため他プランの提案要求されたときにまた0からの資料作成開始となる、手戻りが発生してしまいます。

Bという上司の仕事は選択肢が多くていいのだが顧客からすると中身の精度がなく物足りなく感じてしまう。

どちらも正解でありますがどちらも改善の余地があります。

ここでこの2人を上司に持つあなたに観点を戻しましょう。

私はこう思います。

この2人の部下であるならば時間が足らない。と思います。

では何故このような上司が出来上がるのでしょうか?

その答えは簡単です。

あなたが上司の指示全てに「イエス」と答え(応え)ているからです。

意外でしょう?実は部下であるあなたがAさん・Bさんという上司を作り上げているのです。

全てに「イエス」と言って果たして成果が得られるのでしょうか?

イタリアの経済学者パレートさんはこう言います。

全体の数値の大部分は全体を構成する一部分で出来ている。80:20の法則と呼ばれる。

どういう事かというと・・・

あなたの会社の売上80%はあなたの会社の20%の従業員が生み出している。

仕事の成果の8割はその事に費やした時間の2割で編み出したものである。

この事をパレートの法則と言います。ではパレートの法則に従えば全てに「イエス」という必要はありませんよね?

ではどうすれば「イエス」と言わずに過ごせば良いのでしょうか?

順を追って解説します。

トレードオフの考え

トレードオフから目をそむけても、

トレードオフから逃れることはできない。

        エッセンシャル思考P74より

トレードオフとは?簡潔に言うとこういうことです。

何かを選択すると何かは出来ない。

何か設定した目標を達成するには何かを犠牲にしなければならない。

トレードオフに関して嫌なことを言います。

無能な上司は自分の睡眠時間を得る代わりに部下の睡眠時間を削減します。

こういうことです。

誰もこんな上司ついて行きたくないですよね?

ここで重要なのは何を選択し、何に全力を注ぐかです。

先程の上司Aに近いかなとは思いますが上司Aにには何を選択するかに重きを置いてはいません。

エッセンシャル思考では時間をかけ戦略的なことを検討します。

【何をとり、何を捨てるか?】

では何をとり、何を捨てれば良いのでしょうか?

それには見極める事が不可欠です。次で見極め方を紹介します。

その仕事受けるか受けないか?【見極める】

集中するには、

集中せざるをえない状況に

自分を置くしかない

              エッセンシャル思考P88

見極めるためには集中して考えなさい。そのためには集中できる環境を作りなさい。ということです。

この本はビジネス本だと思って読んでいると健康との関係性を考えさせられる。

その中でも睡眠の大事さを考えさせられる。

睡眠を確保できていなと見極める力が発揮できない。そういう書いています。

最大の資産は自分です。

睡眠こそ自分を守る大事なアイテムです。

体が整ったところでさぁ見極めましょう。

見極める方法は90点ルールです。

自分の中でこれは100%必要だと思う仕事は100点です。

こうやっていって90点以上だけの仕事をしていきます。

点数化するのが難しいのならばこう考えましょう。

絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーである。

これもエッセンシャル思考P140にあります。

ですが皆さんこう思うはずです。

自分の中で85点の仕事を上司に頼まれた。

であればこの85点の仕事は断れないじゃないか・・・と。

次がこの記事の超重要項目です。なぜならばこの国で雇われて働いている人や顧客から仕事を請け負っている事業主などがもっとも不得意である【断る・捨てる】事について紹介します。

上手に断る方法【捨てる】

安易に仕事を安請け合いをし、達成出来なかった時の信頼の損失に比べれば最初から断ったほうが信頼はされます。

なぜならばその人は自分の現在の状況や能力を自分で把握し管理できているからです。

そうは言っても断れないのが現実です。

何故断れないか、その理由は簡単です。

嫌われたくないからです。

でもこう考えてください。

その仕事の判断と頼んできた人との関係性は切り離して考えてください。

トレードオフ・90点ルールを検討しその人との関係性は切り離しその仕事を受けるか受けないかを判断してください。

その仕事を依頼してきてくれている人に対して信頼関係があるのならば自分のトレードオフ・90点ルールをきちんと話してみてください。

きっとその方はあなたの考えに理解を示し、仕事の依頼があなたの90点以上になるようにしてくれるかもしれません。

あまり面識のない上司、顧客であったとしても短期的な好印象や信頼は得る必要はありません。

きっぱり「ノー」を言うことで自分を安売りしないと感じ敬意を覚え信頼されるようになるケースもあるとこの本には書かれています。

ここまでで断る必要性はもうお分かりですよね?

では実際に断り方が分からない、断るのが苦手だ!という方に断り方を書籍から何点かピックアップして紹介します。

その1 黙る

その2 代替案を出す

その3 返答に時間をもらう

その4 その仕事を受けると何かが出来なくなることを伝える(トレードオフ)

その1で紹介する黙るをすると、頼んだ側の人は「ん?この仕事まずかったかな?」なんて思ってしまいます。

その2にある代替案を出すのも有効な手ですね。代替案が最初の案よりもバージョンアップしているのならばあなたの起案の能力にも信頼がもらえますから。

その3はよく日常でも使えますよね。友人とレジャーの約束をしていてその話をしているときは楽しくてつい約束してしまうのですが、前々日、前日と近づくにつれおっくうになってしまいます。

こんな時は時間あけて返答することをおすすめします。

その4では冒頭にあったトレードオフに関してですね。その仕事を引き受けますと今進行中のこの仕事がおろそかになりますが宜しいですか?などと交渉しあなたにとって優先順位はどうですか?と言った問いかけになりますよね。

これであなたはトレードオフし、見極めて仕事を受け、さらなる仕事が来ても90点未満であれば断るようになりました。あとはこのことを仕組み化して日常の一部とするだけです。

最終段階の仕上げと行きましょう。

エッセンシャル思考を得るために【しくみ化する】

冒頭の悩みがあるあなたにお伺いします。

なぜあなたは仕事に追われていますか?

「電話が来るから」「メールチェックをするから」「会議のたびに仕事が増えるから」

様々な理由があるはずです。

では逆に言えば、

「勤務時間以外は携帯をOFFにする」「メールのチェックは一日2回」「不要な会議には出席しない」

こうすればあなたを縛る仕事はいくらか減るのではないでしょうか?

そして携帯をOFFにしてもメールのチェックを2回にしても不要な会議に出席しなくてもあなたが仕事できちんと成果を上げているのならばこれらはトレードオフの観点から不必要であると判断して構わないのではないでしょうか?

このようにしくみ化してしまえばそれに従い仕事をこなすだけです。

例としてダイエットを頑張っている人がどうしても仕事帰りにコンビニでアイスを食べることをやめられないとします。

しくみ化するということに当てはめるならば

帰り道にコンビニのある道を選んで帰らないということになります。

帰り道にコンビニがなければアイスは買えません。

アメリカ大統領であったエイブラハム・リンカーンの言葉にこういう言葉があります。

「6時間で木を切れと言われたら、最初の4時間は斧を研ぐのに使うだろう」

準備し、入念に計画を行い、しくみ化すれば無駄な時間はなくなります。

無駄な時間がなくなればもっと精度が高い仕事ができるはずです。

エッセンシャル思考まとめ

この記事に共感や興味がある方は絶対に本書を読むべきです。

私自身、考え方が変わりました。

著書の中に面白い説話があります。

4つ口のガスコンロがあります

1つ目はあなたの【家族】

2つ目は友人、3つ目は健康、4つ目は仕事

成功するのはひとつ。火を消さなければならない

そしてもっと成功したければおもいきって2つ火を消さなければならない

これはトレードオフに考えに基づく説話ですね。

あなたが消す火はどれで残したい火はどれでしょうか?

日常に追われていると感じている人は一度ゆっくりこの事を考えてみてはいかがでしょう?

通勤時間が往復1時間だとすると2週間で読み終わります。
※あくまでも目安です。

それでは!また!

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